ヘアカラーができて、約100年以上経ち、
科学の進歩が止まらない!
染め粉と言われる、粉末ものもから始まり、
100年前にできた、酸化染料と言う、今も昔も変わらない、クリーム状のヘアカラー、
そして、ジェル状のヘアマニキュア。
カラー剤のトリートメント成分や、使用する水、カラー(色)のバリエーションは豊富になったものの、ヘアカラーに関しては
『大きな変化』
はなかったように思います😅
そんな中、2019年に美容業界も驚く
新しいヘアカラーが登場しました‼️
その名も
『INOA』イノア
今世紀初の『オイル』で染める
オイルカラーの発明だ‼️
今年発売されたINOAイノアは、
水を主成分とした従来のヘアカラーを100年前に開発した、ロレアルが、さらに進歩し、
20年以上の研究により、主成分を60%以上オイルで構成し、
オイルで髪が染まる原理を、
ロレアルが開発しました!
オイルカラーと今までのカラーとの違い
従来のカラーは、髪の表面である
キューティクルを、薬の力で開かせて、
その隙間から、脱色剤やカラーの染料を
浸透させていました。
オイルカラーは、
ODS(オイルデリバリーシステム)と言って、キューティクルを開かずに、オイルの力で髪の毛を密封し、オイルで密封されたカラーの染料が圧迫され、通常のキューティクルの隙間から浸透圧によって、カラーが入り込んでいく、全く新しい染まり方です。
ダメージの違い
大きな違いは、キューティクルを薬品の力で開いて浸透させるか、
それとも、
キューティクルを開かずに、圧迫して浸透させるのか。です。
ここが大きな違い。
イメージしてお分かりだろうか?
キューティクルを開くということは、
髪の毛がゲバだっている状態です。
そのままだと、髪と髪が引っかかりますよね?
染料を浸透させるときに、薬品の力でこじ開けていたキューティクルを、
オイルの浸透圧で、
キューティクル開閉をなくし、カラーを浸透させるオイルカラーは、
まさに最新のテクノロジーだと思います。
今までの染まる概念が、完全に覆りました‼️
色持ちの違い
今までのカラー剤のように、キューティクルを開く、そして閉じるまでに時間がかかります。約1週間とも言われます。
もちろんサロンでもトリートメントやチェンしリンスといったケアをして、
なるべく褪色しにくい環境を整えますが、
それでも、染めたては、髪の内部が不安定で、
染めたて1週間程は、シャンプーの度に少しずつ、
染料も流出しています。
褪色しています。
イノアは、そのキューティクル開閉がないので、
単純に浸透した後も髪の内部が安定していて、
更にキューティクルも開いていないので、
カラー染料の流出が少ないです。
ですから、カラーの染料が閉じ込められている状態が、
長く続きます。
今までの髪のダメージにもよりますが、
明らかに色持ちの違いを感じると思います。
※放置時間はおよそ20から30分。だんだんオイルが浮いてきて、ツヤツヤな質感があらわれますよ。
仕上がりの違い
もちろん髪を脱色する力や発色のパワー
は、従来のカラー剤の方がよいです。
しかし、日本人の文化は、ブラウンベースがほとんどです。
自然なブラウンで、ツヤが欲しいのであれば、私は断然オイルカラーを推奨します‼️
左:ビッフォアー 右:アフター
実際に試してみないとわからないかもしれませんが、塗るという工程は変わらないものの、カラーをする際のツンとしたアンモニア臭や、チクチクした刺激もなく、
カラーしている時間もとても、ストレスがないのが特徴!!
まさに、これからの新しいヘアカラーの考え方の幕開けを感じさせる、素晴らしいカラー剤だと思います‼️
是非お近くのサロンなどで、INOAイノアや
オイルカラーを見かけたら、是非挑戦してみてください‼️
価格の違い
INOAは、若干高価な商品で、通常のカラーに2000円から3000円プラスの場合が多いです。。
しかしながら、髪の毛は一度ダメージがかかると、治るのに時間がかかります。
酷い場合は、切らなくてはいけなくなるケースもあるくらいです。
できる限り、カラーによるダメージを抑えることで、毎日のお手入れがしやすくなると思うので、『キューティクルを開かない』という、オイルカラーはとても魅力的です^_^
まとめ
白髪染めももちろんあります!
まだオイルカラーを使用しているサロンも少ないですが、ダメージも少なく、色持ちもよいオイルカラーは、長年ヘアカラーに携わってきた私も、驚くところが多いし、一度イノアで染めたお客様のリピーターがとても多いです。質問などありましたら是非お寄せください!
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