あ!白髪!と発見した時、まずどんな事を考えますか?
抜く!
切る!
染める!
落ち込む・・・
今まで、髪の毛をそんなにしっかり見た事なかったのに、
たった一本の白髪を発見してから、
鏡の見方が変わります。。
もしかして、もっと沢山あるんじゃないかと、
三面鏡を出してみたり、内側を手繰ってみたり。。
何となくネガティブになってしまいます・・・
まず白髪を抜いてしまう前に、「染める」について
簡単にまとめました。
白髪染とヘアカラーの違いって??
という質問をよくお聞きします。
実際、ほとんど変わりはありません。
ただ、白髪にもカラーが入るような染料が入っているかどうか。です。
図を作ってみました。
【まずおしゃれ染め】
【白髪染め】
この図を見ていただくと、染料の違いがわかるかと思います。
染まる工程としては、地毛を明るくしながら、
カラー(染料)が発色する。
そのカラーに白髪も染まる茶色が入っているかどうか。
の違いです。
白髪染めとヘアマニキュアの違い
あれ?そういえば、最近ヘアマニキュアのご要望が増えたような気がします。
ん・・・「グレイヘアブーム」だからか?
髪のダメージを気にしてか。
では簡単に、白髪染めとヘアマニキュアの染まり方について
図を作ってみました。
まず、
▶︎白髪染めの染まり方
白髪染めは、薬品の力で、キューティクルを開き、
髪内部まで浸透して、メラニンを分解し脱色し、髪内部で発色します。
これだけ聞いていると、すごい傷みそう・・・感じるかもしれませんが
最近の白髪染めには(サロンの)トリートメント成分がしっかり入っているので、昔よりは過度なダメージや、嫌な残留臭も少なくなりましたよね!
均等に、黒髪と白髪に染まるし、根元からしっかり染まるので、
ほとんどの方が、この白髪染め(ヘアカラー)で染めておると思います。
また、白髪染めと、おしゃれ染めは厳密にいうとヘアカラーの
染まり方としては一緒で、白髪に染料が入いるためのブラウンみが、
おしゃれ染めより多く入っているのが特徴です。
▶︎ヘアマニキュアの染まり方
ヘアマニキャは、
爪のマニキュアのように、表面を覆うように
吸着し染色するイオン結合で染色します。
髪はプラスのイオンを持ち
ヘアマニキュアは、マイナスのイオンを持っています。
それらが、髪の毛表面(キューティクル付近)で
くっつくように染色します。
ただし、ヘアカラーのように、脱色したり、キューティクルを
薬品の力で開いたりしないので、
限りなく髪への負担は無いです。
だったら、ヘアマニキュアの方がいいじゃん!
と思いますが、
マニキュアは、頭皮についてしまうと、
塗料のように、専用リムーバーや、
時間をかけて、石鹸で擦らないと取れないなど、
一番染めたい、もみあげや、こめかみ、(フェイスライン)
を数ミリ浮かして塗布するため、
きわが甘いです・・・
さらに、表面でくっついているように染色しているので、
あせをかく季節や、濡れたままにしておくと
衣類を汚してしまったり、バスタオルにも少し色がついたりもします。
白髪染めとヘアマニキュアは、
染色の仕方が違うので、
髪質に合った、薬剤を選ぶといいですね!
まとめ
このように、染まり方が全く違うので、
白髪の生え方や、髪質、ライフスタイルに合わせた
カラー剤の選択が必要だと思います。
絶対髪を傷ませたく無い!
という方は、ヘアマニキュア
根元からしっかり染めたい!!
とう方は、白髪染め。
と、いうのがシンプルな選択・・・
ただ、一度、担当の美容師さんに相談するのが一番です!
いきなり市販のカラーで染めるのではなく、
そこはプロにご相談を!!
最後に、アレルギーや、皮膚トラブルなどがある際は
病院の先生にもご相談を。
簡単な説明ですが、ご参考になれば。。
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